Matplotlib
Pythonで主に2次元のグラフを描写するためのライブラリ。軸ラベルの文字列を回転することができる。日本語デフォルト対応。
MATLABスタイル
数値解析ソフトウェアであるMATLABに似せた形式でグラフ描写
オブジェクト指向スタイル
描写オブジェクトに対してサブプロットを追加して、サブプロットに対して描写。1つのfigureオブジェクトに対して複数のグラフをまとめて表示できる。
→fig,axes=plt.subplots(2):2つのサブプロットを配置
fig,axes=plt.subplots(2,2):2行2列のサブプロットを配置
fig,axes=plt.subplots(ncols=2):1行2列のサブプロットを配置
subtitle():描写オブジェクトのタイトル付け
set_title():サブプロットのタイトル付け
matplotlib.style.available:スタイルの一覧を取得
matplotlib.style.use():スタイルを適用
legend():凡例を表示 ※(loc=’best’)でデータの重なりが最小に位置に。デフォルトは左上。
外側に表示する場合はbbox_to_abchor引数で座標を指定
savefig():png、pdf、ps、eps、svgで保存可能
グラフの種類
plot:折れ線グラフ
値の間隔を小さくすることで曲線も作れる
bar:棒グラフ ↔barh:横向き棒グラフ
対象.演算(value_counts()等).plot.bar()
積み上げグラフの作成方法
y_total=[num1+num2 for num1,num2 in zip(y1,y2)]
ax.bar(x,y_total,tick_labels=labels,label=’y1′)=y_totalのグラフをy1というラベルで表示
ax.bar(x,y2,label=’y2′)=y2のグラフをy_totalの上から重ねてy2というラベルで表示=積み上げ表示
scatter:散布図
マーカー:デフォルトは丸。label=’○’で指定
triangle up:上向き三角
square:正方形
star:星型
x:✕
hist:ヒストグラム
・最適なビンの数を決める手法を指定することはできない
・ビンの数を変更することができる
・積み上げヒストグラムを表示することができる
・相対度数分布を表示することができる
→(各ビンの度数、各ビンの範囲、パッチオブジェクトが格納されている配列)の3つの返り値を持つ
引数n:各ビンの度数、bins:ビンの境界の値(デフォルトは10)、patches:ビンを描写するための情報
複数の値を指定すると自動で横に並ぶ※棒グラフは手動で幅分ずらして描写
引数(orientation=’horizontal’)で横向き
引数にstacked=Trueを指定すると積み上げヒストグラムが描写される
度数分布表の表示
for i ,num in enumerate(n):
print(‘{;.2f}-{;.2f}:{}’.format(bins[i]),bins[i+1],num))
boxplot:箱ひげ図
引数vert=False:横向きの箱ひげ図
pie:円グラフ
ax.axis(‘equal’):アスペクト比の保持
引数startangle=90:上から(時計の12時)配置 ※デフォルトは右(時計の3時)
counterclock=False:時計回りに配置
shadow=True:影をつける
autopct=’%1.2%%’:値の%表記が追加。数字は桁数
explode:要素を切り出す
pctdistance:上記のパーセンテージを出力する位置。円周を1.0とする※デフォルトは0.6
スタイル
色の設定
color引数:線の色を指定。色名、RGB、RGBAで指定できる。タプル内の数値が3つの場合はRGBとなる。
edgecolor引数:線の枠線の色を指定。
線のスタイル
linewidth引数:様々な先の太さを変更。単位はポイント。
linestyle引数:線の種類を指定できる。’–‘や’-.’、’:’等
テキスト描写
text():第1、第2引数に左下からX,Y座標で指定
※同じフォントを様々な箇所で行う場合は「辞書データ」で作成し、fontdict引数で一度に指定できる※pandasのDataframeやSeriesからグラフを描写できる
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