基本情報技術者試験(FE)合格までの勉強方法

データサイエンス

データサイエンティストになるために、少しでもITに関する資格を取得しようと思い、基本情報技術者試験の取得を決めました。合格までの勉強方法を以下に記します。

合格までの受験記録

2018年1月に午前免除試験に合格。2018年10月に午後試験に挑み、撃沈。

その後、2019年10月の試験で午前・午後ともに再挑戦し、無事合格しました。

合格のコツ

基本情報技術者試験や応用情報技術者試験の午前問題は、過去問から多く出題されます。

最頻出問題や出題パターンもある程度決まっているので、過去問をしっかり理解することが合格への鍵となります。

合格まででやったこと

2018年に受験した際は特に教材は購入せず、過去問道場で過去5年分(10回分)の過去問をひたすら解きました。
不合格となってしまった原因は、数をこなすことに力を入れ、深く理解できていなかったと反省。

2回目に受講する際には教材を購入して3年分(6回分)をひたすら理解することに注力しました。

勉強期間は3ヶ月。最初に2ヶ月は平日は移動などのスキマ時間で午前問題を解き、土日に通しで1回分、1ヶ月前からは平日2時間、休日8時間の勉強時間で3年分を何周もしてました。

具体的に午前問題、午後問題の勉強方法を以下に記載します。

午前問題の勉強方法

午前問題の勉強方法は以下の通り。テキストと過去問題集、アプリを使用して勉強しました。

①出題度の高い問題についての例題を解く
②過去問1回分を解く
③間違えた問題を復習
④スキマ時間にアプリで問題を解く。
⑤理解できない問題、用語はテキストで確認

使用したテキストと過去問題集は以下の2つです。

テキストは用語の覚えやすさと説明のわかりやすさを重視。
ページの至るところに「〇〇とくれば、△△と覚える」と記載があり、短い時間で用語を覚えることができました。

過去問題集は問題の出題率が載っている点と午後問題の解説のわかりやすさを重視しました。
特にこの過去問題集については、午前問題で出題率が高い問題がまとめられております。
これを解くだけでもかなり点数アップに繋がります
過去問題の解説にも1問ずつ出題率が載っているので、試験直前は出題率が50%以上の問題を優先的に解いてました。
分厚いですが、電子版もダウンロードできるのでタブレットに入れて持ち歩いてました。
かなりおすすめの教材です。

アプリについてはトータルで各過去問7回以上は解きました。平日は出社の電車で1回分(80問)+間違えた問題の解説確認、帰りの電車で苦手分野の問題を解く、次の日もう一度同じ過去問題1回分+次の1回分を解く、をほぼ毎日繰り返してました。
計算問題は電車の中で解けないものもあったので週末にまわしてました。

アプリは以下を使用してました。

【令和2年春対応】基本情報技術者試験 午前問題集

【令和2年春対応】基本情報技術者試験 午前問題集
開発元:Maiji Saito
無料
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それぞれの問題に一般正答率と自分の正答率が表示される点が特に良かったポイントです。
また、問題にお気に入り登録ができるので、苦手な問題や後回しにした問題を後でまとめて確認できます。基本情報技術者試験の問題集アプリで一番使いやすかったのでこちらを使用しました。

午後問題の勉強方法

午後問題は選択問題があるので、自分の得意分野を把握し、早めに選択する問題を決めておいたほうがいいです。選択しない問題の勉強にかける時間を減らすことができます。

基本的な勉強方法は午前と同じ。

①出題度の高い問題についての例題を解く
②過去問1回分を解く
③間違えた問題を復習
④理解できない問題、用語はテキストで確認

アプリでスキマ時間に勉強できるほど手軽な問題ではないので、休日と最後の1ヶ月に集中して勉強しました。
午前問題を勉強していれば、ある程度解けるかと思います。

問1のセキュリティ問題は必須なので、過去問題で出題形式に慣れる+テキストでセキュリティ関連の用語を理解しました。

問2〜5は4問中2問選択する問題です。ここでは苦手な「ソフトウェア」と「ネットワーク」を選択しないと決め、この2つ以外の過去問題を繰り返し解きました。

令和2年春期試験から午後の試験形式が一部変更され、元々6問中4問を選択する問題から問題数が減っています。私が受験した際は旧出題形式でしたが、出題数が減っただけなので勉強方法は同様です。

問6のデータ構造及びアルゴリズムも必須問題です。
パッと見たとき、プログラムが書かれており何やら難しそうな印象を持ちますが、
丁寧に確認すると、意外と単純だったりします。
こちらについては自分で変数の箱を書いてみて、今どの変数に何が入っているか、どうすればやりたい挙動をしてくれるか、1つ1つの動作を確認しながら解くと理解しやすいです。
また、こちらは擬似言語というものが使われており、特有の文法があるので理解しておいたほうがいいです。

問6〜11は5問中1問を選択する問題です。C言語、Python、Java、アセンブラ、表計算から1つを選択します。私は業務でもよく使う「表計算」を選択しました。
こちらも過去問題を繰り返し解くといった勉強方法になりますが、よく使われる関数の意味や使い方は覚えてました。絶対参照、相対参照については完全に理解したほうがいいです。
また、マクロについては問5と同様に、ワークシートでの動作とプログラムの動きを1つ1つ確認してました。
1度不合格となった際には、解く過程でセルが一つずれていたことで誤りとなってしまいました。
ワークシートとプログラムが記載されているページが分かれていることがほとんどなので、ズレないように注意する必要があります。

まとめ

基本情報技術者試験は過去問題から多く出題されるので、過去問題を理解するだけで合格へ近づきます。過去問を繰り返し解いて、合格を目指しましょう!!心より応援しております。

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