データ分析の勉強をするために、「Python実践データ分析100本ノック」を購入しました。
Chromebookにサンプルデータをダウンロードし、いざ実践していこうとしたところ、
ZIPファイルを解凍したらサンプルデータがない!?なぜ??という問題に直面しました。
無事解決したのでその解決方法をまとめます。
結論としては、
ダウンロードしたフォルダをZIPファイルのまま、Linuxファイル下に格納し、
コマンドプロンプト上で解凍しました。
解決策の詳しい説明や解決までの過程で調べたことや試したことを以下に記します。
原因について確かなことは調べてもわからなかったので、もしご存知でしたらご教示いただけると幸いです。
最初の状態
ダウンロードしたファイルを解凍

格納されていたサンプルコード_20201021フォルダの中身を確認すると、
「はじめに.txt」というファイルのみが格納されている状態でした…

解凍前のZIPファイルのサイズと解凍後のファイルのサイズを比較すると、
解凍前が162.38MBなのに関わらず、格納されていたtxtファイルは3KBとなっておりました。

ダウンロードした段階では正常にダウンロードされており、なんらかの理由でChromebookのファイル下で表示されていないと推測しました。
どうにかして表示できるようにいくつかの方法を試してみました。
解決策
解決手順を以下にて記す。
①ダウンロードしたファイルをLinuxファイル下に移動
しかし、ファイルアプリでダウンロードしたファイルを開いても、
上と同じでtxtファイルしか表示されない状態でした…
そこで、コマンドプロンプト上でフォルダを解凍してみることにしました。
tarコマンドだと日本語ファイルが文字化けするようなので、unarコマンドを使用して解凍しました。
②unarパッケージをインストール

③unarコマンド実行するとダウンロードがはじまる

ファイルを確認すると、他ファイルも正常に表示されていることを確認できました。

試したこと①Windows PCで表示
Chromebookのファイル下でいくつかのファイルが表示されていない問題に対して、
Windowsではどのように見えるか確認してみました。
まず、ChromebookにダウンロードしたファイルをWindowsのPCに移すために、
GeogleDriveで共有したところ、他ファイルも表示されました。
試したこと②GeogleDriveで表示
Windowsでは表示されたため、ChromebookでもGeogleDriveで表示できるか確認してみました。
GeogleDriveファイル下では、他ファイルで解凍した状態を同じ状態になりました。
しかし、Webブラウザ上のGeogleDriveで確認すると、Chromebookでもファイルを見ることができました。

試したこと③GeogleDrive上で解凍したファイルをローカルに保存
Webブラウザ上のGeogleDriveではフォルダを確認ができたため、次の手段として、
GeogleDrive上で解凍し、解凍後のデータをローカルにダウンロードする方法を試しました。
GeogleDriveアプリ上でファイルを解凍するために、「ZIPエクストラクター」というChromeアプリを使用しました。
無事、ファイルは見えるようになりましたが、日本語が文字化けしている状態でした。

原因①データ容量が足りないと自動でダウンロードしたファイルが削除される?
原因について調べていたところ、Chromebookではデータ容量が足りないと自動でダウンロードしたファイルが削除されるという情報を発見しました。
しかし、自分のChromebookの容量を確認したところ、64MB中の28MB使用済みということで、
容量は50%以上空いているので、この原因は当てはまらないと考えました。
原因②ChromebookではUTF-8のファイルは表示が空となる?
原因について、ChromebookではUTF-8のファイルは表示が空となるという情報も発見しました。
しかし、過去にも同様にUTF-8のファイルはダウンロードしたことも扱ったことはありますが、
問題なく表示されていたので正直こちらについては原因となるかどうかわかりません。
まとめ
「Python実践データ分析100本ノック」のサンプルデータをダウンロードしたところ、
サンプルデータが表示されない現象が起きたので、解決策について調べてみました。
解決策としては、
「ダウンロードしたフォルダをZIPファイルのまま、Linuxファイル下に格納し、
コマンドプロンプト上で解凍」で対象データを表示することができました。
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