応用情報技術者試験(AP)合格までの勉強方法

データサイエンス

基本情報技術者試験合格の次のステップとして、応用情報技術者試験の勉強をはじめました。営業からデータサイエンティストへのキャリアチェンジを少しでも有利にするために取得を決めました。

合格までの勉強方法を以下に記します。

合格までの受験記録

2020年4月受験予定でしたが、コロナの影響で中止になったため、次の2020年10月に受験し、
無事一発合格できました。

合格のコツ

応用情報技術者試験の午前問題も基本情報技術者試験と同様に、過去問から多く出題されます。

午後問題については午前問題の知識を応用する問題が多いので、
午前問題の理解度を高めておくことが合格への鍵となります。

合格まででやったこと

テキストと過去問題集、過去問道場で約5年分(10回分)をひたすら理解することに注力しました。

勉強期間はトータルで9ヶ月。2020年4月に受験するつもりだったので、3ヶ月前の1月から勉強をはじめました。中止になってからはスピードダウンはしましたが、週に1回は午前問題1回分を解くようにしてました。本気で勉強したのはおそらく5ヶ月くらいです。

仕事終わりや休日だと勉強しようと思ってもできないことが多かったので主に朝活で勉強時間を確保しておりました。
ただ、朝が本当に苦手なので、Instagramに朝活の記録を投稿することで自分にプレッシャーを与えてました。

具体的に午前問題、午後問題の勉強方法を以下に記載します。

午前問題の勉強方法

午前問題の勉強方法は以下の通り。テキストと過去問題集、過去問道場を使用して勉強しました。

①過去問1回分を解く
②間違えた問題を復習
③スキマ時間に過去問道場で問題を解く。
④理解できない問題、用語はテキストで確認
⑤過去問道場で正答率の低い分野に集中して問題を解く

基本情報と比べ、出題分野は同じですが、それぞれの分野でより詳細な用語の問題が出題されます。覚えることは増えますが、特に難しいとは思いませんでした。

テキストについてはパラパラとめくって説明がわかりやすそうだったので選びました。
ですが、載っていない用語もあり、結局ネットで調べてました。
基本情報技術者試験レベルの知識があればテキストはわざわざ買わなくてもよかったかもしれません。

過去問題集は特に午後問題の解説のわかりやすさを重視しました。
本屋さんでペラペラとめくってみて、自分でわかりやすいと感じたものを選ぶのがおすすめです。私は各問解説の最初に解答の鍵がかいてあるものがわかりやすく感じました。

過去問題集を一通り終えたあとは、過去問道場でひたすら問題を解きました。
基本情報の際にはアプリを使用しておりましたが、応用情報の場合、問題数が多く&正答率が表示されて使いやすいと感じたアプリがなかったため、過去問道場を使用しました。
過去問道場はアカウント登録すると各問題の正誤履歴や分野ごとの正答率がわかる等、十分な機能があると感じたためメインで使用することにしました。
アプリほどの手軽さがないのが唯一のデメリットです。

過去問道場で、ある日は1回分の過去問題を解き間違えた問題を復習。また別の日は過去の正答率に合わせて苦手な分野の問題だけで80問解いてみる。さらにその中でも特に計算問題が苦手だから計算問題のみの出題に絞って解いてみる。

私の場合、テクノロジ分野が特に苦手で、その中でも技術要素・開発要素の問題が苦手でした。
全分野正答率80%以上を目標にひたすら苦手を潰していきました。
計算問題は電車の中で解けないものもあったので週末にまわしてました。

午後問題の勉強方法

午後問題は5問中、問1以外の4問は10問から選ぶ選択問題です。予め自分の解答する選択問題を決めておき、その問題のみの対策をしました。午前問題で覚えることが多い分、午後は極力覚えることを減らした勉強法を実施しました。

私が選択したのは、経営戦略、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム監査の4つです。

私はこの4つを選んだ理由は普段の業務に一番近いものだったからです。業務の中でクラウド環境を提案したことも、ERPを提案したこともありました。プロジェクトマネジメントも傍で見てきました。
そのため、基本情報よりも、問題の状況が想像しやすかったです。

午後対策を始めたのは試験から1ヶ月前からでした。午前問題が解けるようになると、午後問題もある程度解けるようになります。

基本的な勉強方法はこちらも午前と同じです。

①過去問1回分を解く
②間違えた問題を復習
③同じ分野の問題を過去4回分解く

午前問題をある程度理解していれば、出てくる用語はだいたい分かると思います。あとは想像力と国語力が必要です。勉強を始めた最初の方は、間違ってはないけど100%の答えではない、といった採点結果ばかりでした。何について聞かれており、何を解答すべきかを意識して問題を解きましょう。
※ちなみに過去問道場では午後の各記述問題の採点も何%正解といった形で表示されます。
100%の解答ができるようにしっかり対策しましょう!

当日は1問30分で解かないといけません。1つ1つじっくり考えていたら意外と時間がないので、
時間配分も気をつける必要があります。
最低2回は本番想定の時間測定で過去問を実施してみるのがおすすめです。

まとめ

応用情報技術者試験については午前問題は過去問題から多く出題されるので、過去問題を理解するだけで合格へかなり近づきます。また、午後問題も午前問題の内容を応用したものなので、出題範囲をしっかり理解して置く必要があります。記述問題はどう解答すればいいか不安になりますが、必ず問題に正解の鍵が隠されています。落ち着いて解きましょう。

過去問を繰り返し解いて、合格を目指しましょう!!心より応援しております。

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